身体のゆがみ

こんなお悩みはありませんか?
肩こりがある
腰痛を持っている
最近は頭痛がある
足を組む癖がある
リュックを背負うと片方だけ紐がずり落ちる
姿勢が悪い(猫背になっている)
いい姿勢をとっているのが辛い
体に無駄な力が入っている気がする
何もしていないのに疲れやすい
写真を撮ると肩の高さが左右で違う
片方の肩だけこる
床に座っているのが落ち着かない
腕と足が重たい気がする
体全体がなんとなく重たい
自律神経が乱れて眠りの質が悪い(すぐ起きる、夢をよく見る)
寝ても疲れが抜けてない気がする
身体のゆがみについて知っておくべきこと
身体のゆがみとは、骨の位置がずれている状態を指します。骨の位置がずれると、本来は骨が分散して受けている体にかかる力(代表的なものとして重力)をうまく分散できなくなります。その結果、筋肉でその力を支える必要が出てくるため、肩こりや腰痛といった不調が起こりやすい状態になります。
骨の位置は、一度の強い力でずれることは稀で、小さな力が長期間かかり続けることによってずれていきます。たとえば、仕事中に脚を組む、リュックを片方の肩だけで背負う、長時間マスクを着けるといった微細な力の蓄積が原因となります。このような骨の位置のずれを整えるためには、矯正によるアプローチが必要になります。
症状の現れ方は?
肩こりや腰痛といった不調は、多くの現代人が抱えている問題です。長時間のパソコン作業では、頸椎(首の骨)や胸椎(胸のあたりの背骨)がゆがみ、肩こりや胸の圧迫感などの症状が出やすくなります。また、脚を組む姿勢は骨盤のゆがみにつながり、腰痛の原因にもなります。さらに、骨格のゆがみが進行すると、ぎっくり腰やヘルニアといった慢性化しやすい症状が生じる可能性も高まります。
骨のゆがみは、脱臼や骨折のように一度の衝撃で起こるものではなく、日常の習慣の積み重ねによって起こります。そして、歪んだ状態を脳が「正しい姿勢」と誤って認識してしまうと、ずれた姿勢のまま固定されてしまい、本来の良い姿勢を取ることが辛く感じるようになってしまいます。
その他の原因は?
運動習慣の有無も、骨の位置に大きく影響します。適度な運動によって適切な負荷がかかると、自然と骨の位置は整いやすくなります。しかし、運動習慣がなく、休日もテレビやスマートフォンを見てばかりいると、特に首の骨の位置がゆがみやすく、首のこりや眼精疲労といった不調につながります。
眼精疲労は自律神経の乱れを引き起こすことがあり、自律神経の乱れは猫背などの不良姿勢につながるため、骨のゆがみを助長します。適度な運動は自律神経を整える働きもあるため、姿勢の面でも骨格の面でも良い影響が期待できます。たとえば、バスや電車の一駅分を歩くなど、日常生活に軽い運動を取り入れることを意識してみましょう。
身体のゆがみを放置するとどうなる?
身体のゆがみをそのまま放置すると、身体全体にさまざまな悪影響を及ぼします。肩こり・腰痛・膝痛などの筋肉のこりや痛みだけでなく、消化不良・便秘・下痢などの内臓の不調、むくみや冷え、全身の倦怠感、不安感やストレス、抑うつ状態といった精神的な不調にもつながる可能性があります。
さらに、猫背や反り腰、下半身太りといった見た目の変化、手足のしびれといった神経症状が起こることもあります。状態が悪化すると、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった深刻な疾患につながる可能性も高くなります。
また、内臓の位置が下がると子宮や卵巣が圧迫され、女性ホルモンのバランスが乱れ、月経痛などの月経に関するトラブルを引き起こす可能性もあります。
当院の施術方法について
当院では、全身の指圧マッサージ、全身の骨格矯正、猫背矯正、上半身・下半身のストレッチ、骨盤はがし、鍼施術を行っています。
筋肉の緊張をゆるめるために指圧マッサージを行い、矯正によって全身の骨格を整えます。猫背矯正や上半身のストレッチでは、肩・背中・胸の筋肉を伸ばし、柔軟性を高めます。下半身のストレッチでは、ハムストリングス・ふくらはぎ・大腿部・股関節を中心に柔軟性をつけていきます。
骨盤はがしでは、骨盤周りの関節に動きをつけ、大腿部の筋肉をほぐし、腰への負担を軽減していきます。鍼施術では、肩井・肩外兪・志室・腎兪・足三里・太渓・崑崙など、全身の経絡(気血の通り道)や経穴(ツボ)を活用して施術を行います。
軽減していく上でのポイント
・脚を組んで座らないと落ち着かない
・頬杖をつく
・片足に体重をかけて立つ
・猫背
・ショルダーバッグをいつも同じ肩で持つ
・重い荷物を利き腕でばかり持つ
・姿勢について親に注意されたことがある
これらの癖や生活習慣に心当たりがある方は、自分自身で体を歪ませてしまっている可能性があります。今すぐ見直すことが、体の負担を軽減する第一歩です。
特に、脚を組む癖がある方は、脚を揃えて座るだけでも違和感や落ち着かなさを感じるかもしれません。しかし、まずは1週間だけ意識して続けてみてください。次第に慣れてきて、脚を組まずに座る姿勢が自然になり、身体のゆがみの軽減も期待できるようになります。