悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

靴がすぐ型崩れする
靴底が左右非対称に削れている
足が疲れやすい
靴擦れしやすい
X脚になってしまっている
足が浮腫む
扁平足である
足先がしびれる
大股でゆっくり歩くことができない
夜寝ている間にふくらはぎが攣ることがある
ズボンの裾上げをすると左右どちらかが合わない
足裏にタコがある
転倒しやすい
長距離を歩けず直ぐ疲れやすい
歩き方が変わってきている
最近足の筋力が落ちてきている
フラットな靴を履いているよりハイヒールなどを履いている方が楽になってきている

外反母趾で知っておくべきこと

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ハイヒールなどを履くことで、爪先立ちに近い状態になり、小指側に重心がかかりやすくなります。この状態が続くと、外側のアーチがつぶれやすくなります。さらに、重心が小指側に偏る癖がつくと、母指球に重心が乗らなくなり、内側のアーチが維持できなくなり、扁平足になる可能性があります。

扁平足になると、足首のアライメント(骨の整列)が崩れてしまい、その影響で膝のアライメントも崩れることがあります。結果として、X脚になる危険性も考えられます。足首と膝のアライメントが崩れると、脚に余計な負荷と緊張がかかり、血流が悪くなる可能性があり、脚が疲れやすくなります。また、血流が悪くなることで、脚がむくみやすくなる可能性もあります。

症状の現れ方は?

代表的な症状として扁平足が挙げられます。これは、筋力不足や普段履いている靴の影響、特にハイヒールなど先細りの靴を履くことで、まず指先のアライメントが崩れ、その後足の甲、足首と連鎖的にアライメントが崩れることが原因の一つです。

さらにアライメントが崩れることにより、親指の付け根がくの字に曲がり、「バニオン」と呼ばれる炎症症状が現れることがあります。この症状が出ると、運動がしにくくなり、結果的に筋力が低下して外反母趾が悪化する場合もあります。

また、脚部のアライメントが崩れていると、骨盤にかかる負担も正常なアライメント時と比べて異常になります。その結果、腰痛などの骨盤周りの症状が現れる可能性が高まります。

その他の原因は?

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筋力不足によってアーチを支える力が低下することで、特に後脛骨筋など爪先立ちの際に使う筋肉の持久力や筋肉量の不足が影響し、扁平足が生じ、結果として外反母趾になるケースもあります。

また、靴と親指の付け根が擦れて痛みを感じるため、擦れないようなサンダルを履くことで、外部からの矯正機能がなくなり、アーチが乱れて外反母趾が悪化するという悪循環に陥りやすいです。

前述のように、男性であれば仕事中に履く革靴、女性であればハイヒールなど、爪先が先細りになっている靴は親指の先端が圧迫されやすく、外部からの影響で外反母趾が生じることがあります。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾を放置すると、症状が進行することで足の裏にタコができることがあります。その原因として考えられるのは、外反母趾が進行し、親指がうまく使えなくなることです。親指が使えなくなることで、歩行時に小指や人差し指で地面を蹴るようになります。しかし、本来これらの指を形成する中足骨頭は、地面を蹴るために設計されていないため、他の指に負担がかかり、結果としてタコができることがあります。

また、外反母趾が進行すると他の指の変形や、足全体に痛みや痺れが出る可能性があります。痛みや痺れを避けるために、歩き方や体の動きが不自然になり、膝や腰のバランスが崩れてしまうことで、全身に負担がかかることが考えられます。これに伴って膝の痛みや股関節の痛み、腰の椎間板ヘルニアを引き起こす可能性もあります。

さらに、症状が進行して歩くことが困難になると、筋力の低下や施術、さらには手術が必要になる場合もあります。

当院の施術方法について

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当院の施術方法として、「足の極み」、「骨格の矯正施術」、「テーピングによる固定の施術」があります。

【足の極み】
足の極みでは、筋肉を緩めて足の関節を動かしやすくし、足のアーチのアライメントを整えていきます。これにより、足関節や膝関節のO脚やX脚、股関節の外反などの歪みのアライメントを整えることができます。

【骨格の矯正施術】
骨盤や背骨の歪みを矯正することで骨格のバランスを整い、歩きやすくなる可能性があります。

【テーピングによる固定】
テーピングによる固定の施術では、外反している足母趾を内反方向に矯正することで、痛みの軽減が期待できます。

改善していく上でのポイント

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痛みの軽減および症状の進行を抑えるためには、つま先がゆったりした靴を選び、足のアーチを補強するインソール(中敷き)を併用することが症状の軽減につながります。また、つま先の幅が狭い靴やハイヒールなどは避けることが望ましいです。

足の指でタオルを掴む運動(タオルギャザー)を行うことにより、足の縦アーチと横アーチを支える筋肉に作用するため、予防対策につながります。さらに、ゴム紐を両足の母趾に引っ掛けて引っ張る運動(ホーマン運動・体操)や、足裏の筋肉が凝り固まるのを防ぐためにつま先立ち運動を行うことも、外反母趾の痛みに対して軽減する効果が期待できます。